浦東国際空港という空港
2018年の年末、中国東方航空の便で上海経由のトランジットでインドへ行きました。
このトランジットで降り立った上海浦東空港(PVG)という空港。
とんでもない空港でした。
(飛行機から降りたらバスで移動です)
この空港、トランジットの際一度入国しなければならないのです。入国するということは出国手続きもしなければならないのです。
通常トランジットは2時間と言われていますが、2時間ではちょっとあぶないと思います。行きのトランジットは2時間20分ありましたが、最終的に搭乗口まで走るはめになりました。
今回、関空→上海は中国東方航空とJALの共同コード(?)で、関空では上海までのチケットしかもらえませんでした。しかも一度荷物も受け取らなければならないとのこと。「え?そんなん間に合うの?」
とりあえず入国して荷物を受け取りましたがどこにいっていいのかさっぱりわからず。
中国東方航空のちんまりしたカウンターがあったので並んでいたら(かなり横柄な)スタッフが乗ってきたチケットを見て中国語で何かをまくしたてました。
「英語で言えや」
困っているとインド人らしき人が何人かいたので声をかけました。上海→デリーまでは同じ便だったので、みなで協力しあうことに。
しかもそのうちのひと家族が日本人の奥さんとインド人の旦那様。旦那さんは日本語が堪能で「なんと神様!」と心の中で叫びました。
あるスッタフはこっちに並べというし、あるスタッフはどこかを指差すし。
結局そのインド人の旦那さんがスタッフをつかまえてちゃんと説明しろと問いただしたところ、一度国際線出口から出て3階の国際線出発口に向かいそこの中国東方航空のカウンターで再度チェックインし出国手続きをする、とのこと。
説明なかったら絶対わかんない。
インド人一行に混じって出発ロビーへ。そこで再度チェックイン→出国手続きです。
出国手続きなので当然セキュリティーチエックもあります。
そんなことより、この空港、全然スタッフがいないのです。長蛇の列を作っているのに空いているカウンターは2つ。そして何をしているかわからないスタッフが立って誘導しています。「君たちいらないから、カウンター増やしてよ。」
そし搭乗口でインド人の旦那さんがまっててくれて私を見つけると「はやーく!」と叫びます。それを見てスタッフも「ラーストーっ!」。
てギリギリの時間に搭乗。
◆
帰りのトランジットは4時間半ほど時間があったし、2便とも中国東方航空の便だったのでデリーで上海→関空までのチケットをもらいました。荷物も大阪で受け取るとのこと。朝の五時くらいだったし、きっと人もすくないだろう、と思っていました。
が、早朝の着便が多いらしく入国カウンターは100人以上の行列。もちろん空いているカウンターは2つです。私は余裕があったのでのんびり並んでいましたが、白人男性が「こんなに並んでるのにカウンター2つかい!」的な感じで職員に喰ってかかってました。
やっぱり日本のホスピタリティってすごい。